些末なこと

何の役にも立ちません

夢のこと

実家で昼寝していたら祖母の家の夢を見た。東京の、もうなくなってしまった古い家。エプロンをした祖母が立っていた薄暗い台所、ところどころ軋む黒い板の間、竹藪の見える縁側、煙草を吸う祖父の寂しそうな背中。もう会えない人の住んでいたもう行けなくなった場所の記憶。なんとなくあの世に片足突っ込んだのかなと思った。ここ数日、寝ても寝ても疲れが取れなくてつらかったのに起きたらやたらすっきりしたので、ほんとにこっちに戻ってこられたのかもしれない。

 

追記:お盆だったらしい